CA 11とCA DATACOM/AD(DB)の正しい起動/終了順序はどのようになりますか?
Release:ALL
OS: z/OS
開始の際は、CA DATACOM/AD(DB)は、CA 11のアドレススペースが起動されるまでに、完全に⽴ち上がっていなければなりません。
また、終了の際は、CA 11がCA DATACOM/AD(DB)よりも先に、停⽌している必要があります。
起動終了⼿順については、以下の流れになります。
開始のプロセス
1. CA DATACOM/AD(DB)の起動
以下のメッセージをOSコンソールもしくは、シスログから⾒つけて正常に起動されたこと確認してください。
DB00201I - MULTI-USER ENABLED,xxxxxxxxxxxxxxxxxxx
※ お客様がXCF機能やCCI機能を使ったCA DATACOM/AD(DB)をご利⽤中の場合には、以下のメッセージで正常機能の確認ができます。
DB00222I - Multi-User Activated CCI Support
DB00226I - Multi-User Activated XCF Support
2. CA 11の起動
以下のメッセージをOSコンソールもしくは、シスログから⾒つけて正常に起動されたこと確認してください。
U11D-0200-1 CA-11 DBAS R3.0 INITIALIZATION COMPLETE
停⽌のプロセス
3. CA 11の停⽌
以下のメッセージをOSコンソールもしくは、シスログから⾒つけて正常に停⽌されたこと確認してください。
U11D-0000-2 CA-11 DBAS R3.0 SHUTDOWN COMPLETE
$HASP395 CAL7 ENDED
4. CA DATACOM/AD(DB)の停⽌
以下のメッセージをOSコンソールもしくは、シスログから⾒つけて正常に停⽌されたこと確認してください。
$HASP395 AD11STRT ENDED
☆現在ご利⽤中のCA 11 r3.0がSP03もしくは、r11.0のシステムでは、CA 11が稼働中の状態でCA DATACOM/AD(DB)を停⽌しようとすると、⾃動的にCA 11がSUSPEND状態になるように機能拡張されております。
<表⽰例>
U11D-8000-20 HEARTBEAT FUNCTION DETECTED MUF IN EOJ, SUSPENDING CA-11
U11D-8000-5 SUSPENDING DATABASE ACTIVITY
*U11D-8000-14 AUTOMATIC RESUME IN PROGRESS
Old Japanese Knowledge document ID: JTEC001233
CA 11のその他のFAQについては、以下のリンクからご確認ください。
CA 11 FAQ一覧表