CA 7のグローバル変数を利⽤したいのですが、どのように定義すればよいでしょうか?
Release:r11.3以上
OS: z/OS
1. ONLINEパラメータの修正
OPTIONS,GVARSUB=Y
GVARSUB=Y ==> GLOBAL変数を利⽤することをCA 7に宣⾔します。
2. CA7ONLの停⽌/再起動
ONLINEパラメータの修正をCA 7へ反映します。
3. GLOBAL変数を定義
GLOBAL変数の定義は、CA 7のオンライン画⾯より以下の"/GVAR"コマンドを使⽤して⾏います。
例) /GVAR,OPT=ADD,NAME=F1,VAL=CAJ
4. GLOBAL変数を定義確認
GLOBAL変数が正しくCA 7に定義されているかを確認するには、CA 7のオンライン画⾯よりLGVARコマンドを発⾏します。
確認コマンド例)
上記最下段の例では変数"F1"が"CAJ"と⾔う⽂字列に置き換えられることを表しています。
右に表⽰されている数値は⽂字の⻑さを表しています。
変数"F1"の"CAJ"の例では"03"が表⽰されています。
5. CA 7上での確認準備
変数の含まれたJCLを準備します。
以下の例ではコメント⾏に変数"F1"が含まれるように”PREIFX = &:F1”が記述されています。
(以下のLJCLコマンドは、CA 7の画⾯からCA 7管理下にあるJCLを表⽰させるコマンドです)
6. CA 7上でのGLOBAL変数確認
CA 7に定義したGLOBAL変数が正常に置き換えれるかをジョブ実⾏前にLJCKコマンドで検証することが可能です。
(※JCLCHECKのCOMMON COMPONENTS導⼊時)
以下の例ではコメント⾏に指定された”PREIFX = &:F1”がCA7のGLOBAL変数機能によって置換されていることが確認できます。
Old Japanese Knowledge document ID: JTEC001220
CA 7のその他のFAQについては、以下のリンクからご確認ください。
CA 7 FAQ一覧表