実装ガイドSolaris 10ゾーンの実装 重要事項の追記
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実装ガイドSolaris 10ゾーンの実装 重要事項の追記

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Article ID: 135299

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Updated On:

Products

CA Privileged Identity Management Endpoint (PIM)

Issue/Introduction

CA ControlMinder実装ガイド、「Solaris 10ゾーンの実装」、「新しいグローバルゾーンの設定」における重要事項の追記です。

Environment

Release: All Version (Solaris10)


Component:

Resolution

すべてのゾーンにCA ControlMinderをインストールする場合について上記ガイドに記載がありますが、

非グローバルゾーン(以下 NGZ)が以下の場合には、それらのNGZへのCA ControlMinderのインストールが

不完全な状態となりControlMinder起動(seload)がエラー※1となることが判明しています。

1. running状態になっていないNGZ

2. グローバルゾーンにControlMinderを導入以降に新たに作成したNGZ

※1 seos.iniが見つからない、seosdbが見つからないなどといったエラーが発生します。

対応:

パッケージ自体はそれらのNGZに展開されますので、それらのパッケージを削除した後、パッケージを個別にコピーして、

それぞれのNGZにCA ControlMinderをインストールし直してください。

手順:

1. グローバルゾーンからあらかじめCAeACのパッケージを対象NGZにコピーしておきます。

2. 上記のNGZに対してzlogin

3. パッケージの確認

# pkginfo CAeAC パッケージの確認

system CAeAC CA AccessControl (12.5.5.921) 導入されている場合、左記が表示

4. 必要に応じてselaodの実行がエラーになることを確認

(# seload seloadがエラーになります)

5. パッケージを削除

# pkgrm CAeAC

6. パッケージを個別にNGZにインストール

# pkgadd -G -d <CAeACパッケージ配置ディレクトリ> CAeAC