CA Access Control r12.0SP1以降において、SegraceWをドメイン環境のログオンスクリプトから実行する場合について
Release: All Version (Windows)
Component:
SegraceWをドメイン環境のログオンスクリプトから実行する場合、SegraceWが実行されるリモートホストに、
CA Access Control(以下CA ACと表記)を標準インストールする場合と同等のMicrosoft Visual C++ 2005 Redistributableが
別途インストールされている必要があります。
なお、r8.0SP1のリファレンスガイドp.236に掲載されている、3つのdll (psapi.dll, activeds.dll, adsldpc.dll)はNETLOGON 共有
へコピーする必要はありませんが、以下のレジストリ値に指定されている暗号化dllをdefenc.dllのファイル名でNETLOGON 共有
へコピーする必要はあります。
HKLM\SOFTWARE\ComputerAssociates\AccessControl\Encryption Package
手順:
1. NETLOGON 共有に新しいディレクトリを作成して、以下のファイルをコピー。
a. HKLM\SOFTWARE\ComputerAssociates\AccessControl\Encryption Packageに指定されている暗号化dllをコピーしてdefenc.dllに名前を
変更。
b. <CA ACインストールディレクトリ>\binからSegraceW.exeをコピー
2. リモートホスト側に、Microsoft Visual C++ 2005 Redistributableをインストール(MSのサイトからダウンロード、もしくはCA ACのインスト
ールメディアに同梱のものを使用)。
3. <新しいディレクトリの名前>\SegraceW.exeを呼び出すログオンスクリプトを \\<サーバ名>\NETLOGON に作成して、ユーザのプロファイ
ルタブにログオンスクリプトを設定。