Linux版 SELinux有効化時の注意点について
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Linux版 SELinux有効化時の注意点について

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Article ID: 135125

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Products

CA Privileged Identity Management Endpoint (PIM)

Issue/Introduction

CA Access Controlを導入したLinuxサーバにおいてSELinuxを有効化した場合SSHによるログインイベントが取得できません。

Environment

Release: All Version (Linux)


Component:

Resolution

SELinuxを有効にしてSELinuxのデフォルトルールを使用している場合、CA ACのPAMモジュール(/lib/security/pam_seos.so)のロードに失敗しま

す。

CA ACのデフォルト設定ではSSHのログインにおいてPAMを使用して情報を取得するため、ログインイベントが取得できません。

このため、リソースのアクセスが予期しないrootのアクセスで記録されます。

この現象を回避するには以下のいずれかを実行してください。

SSHのLOGINAPPL のloginflagsをPAMloginからnoneに変更する。

SELinuxの設定でpam_seos.soのロードを許可する。