UNIX/Linux版 アンチウイルスソフトとの競合について
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UNIX/Linux版 アンチウイルスソフトとの競合について

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Article ID: 135124

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Products

CA Privileged Identity Management Endpoint (PIM)

Issue/Introduction

CA Access ControlでTrendMicro社のServerProtect™と共存する場合、

監査ログ上ですべてユーザのアクセスがrootユーザで記録される現象が発生します。

Environment

Release: All Version (UNIX/Linux)


Component:

Resolution

CA ACと、TrendMicro社のServerProtect™が共存している場合、ACのカーネルモジュールと

ServerProtect™のリアルタイムスキャンのモジュールにおける処理において競合が発生します。

この競合のため、CA ACで正しいOSイベントが認識できないため、結果としてログインイベントが認識できず、

プロセスのオーナであるrootユーザのアクセスとして記録されます。

この現象を回避するには、以下のいずれかを選択してください。

ServerProtect™側のリアルタイムスキャンを停止する。

カーネルモジュールの起動順を常にServerProtect™ → CA ACとする。

つまり、ServerProtect™の再起動のタイミングが発生する場合は必ず、CA ACも停止しカーネルモジュールをアンロードして、上記順番で

再起動を行ってください。

ServerProtect™の再起動のタイミングについてはTrendMicro社にお問い合わせください。