CA Access Control(旧eTrust AccessControl,以下CA ACと略記) のeACSyncLockoutユーティリティを使用して、
アカウントロック情報をCA ACのseosdbと同期を行う方法について
Release: All Versions (Windows PIM)
Component:
CA AC for Windows リファレンスガイドでは、以下のように記述があります。
『アカウントのロックアウトを eTrust Access Control データベースと同期させます(つまり、アカウント ロックアウトが発生すると、
このアカウントに対応する CA ACデータベース内のユーザ レコードが一時停止になります)。
このユーティリティは、パスワードの同期が有効、かつユーティリティを実行しているユーザが ADMIN プロパティを保持している場合にのみ
有効です。』
実際にeACSyncLockout.exeを使用して、アカウントロック情報をCA ACのseosdbまたは、PMDBに同期させるには、以下の条件設定が必要で
す。
eACSyncLockoutサービスをACの管理者権限のあるユーザで起動する。
サービス→Synchronize Lockout →プロパティ→ログオンタブでAC管理者
ユーザアカウントおよびパスワードを設定する。
ローカルセキュリティの設定 → ローカルポリシ → 監査ポリシー
→ ログオンイベント監査の対象が「成功、失敗」となっていること。
当該ユーザがACのルールに登録されていること。
PMDB環境のときはレジストリ"passwd_pmd"に適切な値を設定する。
PMDB環境のときはpassword_pmdとのパスワードの同期が行われていること。
※ eACSyncLockoutはネイティブユーザがロックアウトされたイベントをきっかけとしてACユーザを無効にする機能を提供します。ロックア
ウトの解除を同期する機能はございません。