CA Access Control(旧:eTrust Access Control以下、CA ACと略)導入のマシン上で、
TCB(Trusted Computing Base:高信頼性コンピューティング基盤)を使用する際の注意事項を以下に記載します。
Release: All Versions (HP-UX PIM)
Component:
TCBモードの機能によりパスワード管理を実施される場合には、以下の設定を実施いただくことを推奨致します。
CAACのPASSWORDクラスを無効にする。
pam.confからpam_seosのエントリを削除、又はコメントアウトする。
TCB環境においては、pam.confの設定内容に従い、OS側のpamのauthとpam_seosのauthの両方で
アカウントのパスワード入力時のログイン回数をカウントするため、pam.confにpam_seosのエントリが含まれている場合、
失敗ログイン回数がダブルカウントされます。
ただし、この変更を実施する場合には、seos.iniのserevu_use_pam_seosトークンがNoであることを、予めご確認ください。