Gen 6.5 とr7 のPTFで、GenランタイムファンクションSUBSTRDBCSの動作に変更があります。
Release:
CA Gen Run Time, Blockmode: 6.5, 7.0
CA Gen Run Time, Distributed: 6.5, 7.0
CA Gen Run Time, GUI: 6.5, 7.0
このドキュメントはその変更による影響について説明します。
Windows Client (GUI) Runtime PTFs
Gen 6.5: RTN65327 (QO76480)
Gen r7: RTN70016 (QO76732)
上記PTFは、GenランタイムファンクションSUBSTRDBCSを変更しています。ファンクションSUBSTRDBCSの引数である「開始位置」と「部分⽂字列⻑」にはこれまでバイト数が使われていましたが、⽂字数を使⽤するように変更されます。
Blockmode/Server Runtime for z/OS PTFs
Gen 6.5: RTM65311 (QO74978)
Gen r7: RTM70018 (QO91039)
上記PTFも、GenランタイムファンクションSUBSTRDBCSを変更しています。ファンクションSUBSTRDBCSの引数である「開始位置」と「部分⽂字列⻑」にはこれまでバイト数が使われていましたが、⽂字数を使⽤するように変更されています。(このPTFはランタイムファンクションSUBSTRMIXEDも同様に動作するように変更しています。しかし他のプラットフォームでのSUBSTRMIXEDに関する変更の予定は現在のところありません)
他のプラットフォームのSUBSTRDBCSはGen r8までは変更される予定はありません。
【バイト数の代わりに⽂字数が使われる影響】既存のアプリケーションにこのPTFを適⽤される場合には、戻り値が変わります。
事前の影響等調査を実施いただき、その後適⽤してください。
【PTF適⽤前】(⾚字は全⾓⽂字)
例: substrdbcs("123456789ABCDE",9,4), 結果: "56"
【PTF適⽤後】
例: substrdbcs("123456789ABCDE",9,4), 結果: : "9ABC"
以下の図はPTF適⽤前後のGenr6.5、r7でのSUBSTRDBCS機能のまとめです。
|
.NET(r7) |
Java |
Windows |
Blockmode |
||
GUI |
MF |
Windows |
Unix |
|||
PTF適⽤前 |
character |
character |
byte |
byte |
byte |
byte |
PTF |
None |
None |
RTN65327 RTN70016 |
RTM65311 RTM70018 |
None |
None |
PTF適⽤後 |
character |
character |
character |
character *1 |
byte |
byte |
ご質問等がございましたら、恐れ⼊りますが弊社サポートまでご連絡ください。
この技術情報は、以前に公開された 「ファンクションSUBSTRDBCSのPTFに関する注意事項 RTN65327, RTM65311, RTN70016, RTM70018」 (⽂書番号 JTEC001754) を改訂したものです。
Old Japanese Knowledge document ID: JTEC001763
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