Oracle 10g r2 (10.2.0.2) 環境でAllFusion Gen 7.0 CSEを実行した場合、チェックアウトプロセスが非常に遅くなります。
Release: AllFusion Gen Runtime , GUI : 7.0
Oracle 10gで旧バージョンから変更された点は、従来のRBO (rule-based optimizer) がサポート対象外となり、デフォルトでCBO (cost-based optimizer) が使用されるようになったことです。OPTIMIZER_MODE初期化パラメータとしてCHOOSEまたはRULEを指定することは不要となりました。OPTIMIZER_MODEのデフォルト値は、ALL_ROWSとなります。ALL_ROWSは、以下のことを意味します。
このオプティマイザは、統計データが存在しているにも関わらず、セッション内ですべてのSQLステートメントに対してコスト ベースのアプローチを使用し、最高のスループットを得るために最適化します。(全体のステートメントを完成するために最小限のリソースを使用します。)
これは、Gen CSEで定期的にDBMS-STATSパッケージまたはANALYZEステートメントを実行することで、CSEテーブル&インデックスを最新に維持していない場合、クエリに対するアクセスパスは最新でないため、パフォーマンスに影響が出る場合があるということを意味しています。
RBOオプティマイザが使用されているOracleの旧リリースを使用している場合は、統計の生成について考える必要がありません。
Oracle DBAでは、データベース統計を最新に維持することは標準的な技法なので、ご利用のDBAでもこのプロセスについて問題ないはずです。
Old Japanese Knowledge document ID: JTEC001753
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