AJP13 ISAPIコネクタ(Proxy Plug-in)の設定⽅法について(IIS-JBoss)
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AJP13 ISAPIコネクタ(Proxy Plug-in)の設定⽅法について(IIS-JBoss)

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Article ID: 134731

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CA Identity Manager

Issue/Introduction

Web Server(IIS7)とJBoss4.2.3を利⽤したISAPIコネクタの設定⽅法を教えてください。

Environment

Release:
Component: CA Identity Manager

Resolution

ISAPIコネクタを接続させるための⼿順を記載したreadme.txtおよび設定⽤サンプルファイルは
‹IMインストールフォルダ›¥tools¥samples¥ConnectorConfiguration¥windows¥IIS_JBoss¥
フォルダ内にございます。
ただし、サンプルの⼿順ではIIS5/IIS6を対象としているため、ここではIIS7を利⽤した場合の⼿順を記載いたします。


1. AJP13 ISAPI コネクタ (isapi_redirect.dll) を以下のURLよりダウンロードします。http://www.apache.org/dist/tomcat/tomcat-connectors/jk/binaries/
※ IIS 64bit版をご利⽤の場合は、64bit版のISAPI コネクタ(isapi_redirect-{version}.dll)をダウンロードしてください。
※ 最新のリリースをダウンロードし、名前をisapi_redirect.dllとしてIISがインストールされているサーバ上に保存してください。

2. ISAPIコネクタ⽤のフォルダ(例:C:¥ISAPI)を新規作成し、サンプルフォルダから2つの設定ファイルをコピーします。
コピー元 : ‹IMインストールフォルダ›¥tools¥samples¥ConnectorConfiguration¥windows¥IIS_JBoss¥
コピーするファイル : uriworkermap.properties、workers.properties
コピー先 : ISAPI コネクタ⽤のフォルダ (例:C:¥ISAPI)

3. サンプルフォルダ内にあるjakarta.regを、構成に応じて編集します。
a. jakarta.reg を右クリックでメニューから[編集]を選択して、ファイルを開きます。(ダブルクリックはしないでください。)
b. workers.properties ファイルのパスを以下のように設定します。
"worker_file"="‹workers.properties のフルパス›"
例:
"worker_file"="C:¥¥ISAPI¥¥workers.properties"
c. uriworkermap.properties ファイルのパスを以下のように設定します。
"worker_mount_file"="‹uriworkermap.propertiesのフルパス›"
例:
"worker_mount_file"="C:¥¥ISAPI¥¥uriworkermap.properties"
d. jakarta.regを保存します。

4. jakarta.regをダブルクリックして、レジストリに設定を追加します。

5. スタートメニューから、[すべてのプログラム] > [管理ツール] > [インターネット インフォメーション サービス(IIS) マネージャ]を選択し、
[インターネット インフォメーション サービス(IIS) マネージャ]のウィンドウを開き、以下の⽅法で仮想ディレクトリを作成し、アクセス権を設定します。

a.[Default Web Site]を右クリックし、[仮想ディレクトリの追加]を選択します。

b. [仮想ディレクトリの追加]ダイアログが開くので、以下の内容を⼊⼒してOKをクリックします。
エイリアス:jakarta
物理パス:ISAPI connector⽤のフォルダのフルパス (例:C:¥ISAPI)



c. 左のペインで、作成した仮想ディレクトリ"jakarta"を選択し、真ん中ペインの[ハンドラマッピング]をダブルクリック後、
右ペインに表⽰された[機能アクセス許可の編集]をクリックします。



d. [機能のアクセス許可の編集]ダイアログで以下のアクセス権を設定します。アクセス権:読み取り、スクリプト、実⾏


6. ISAPIフィルタにjakartaフィルタを追加します。

a. 左ペインから[Default Web Site]をクリックして、真ん中のペインで[ISAPIフィルタ]をダブルクリックし、右ペインの[追加]をクリックします。

b. [ISAPIフィルタの追加] ダイアログで以下の設定を⾏います。
フィルタ名: jakarta
実⾏可能ファイル: isapi_redirector.dllのフルパス (例:C:¥ISAPI¥isapi_redirector.dll)


7. [ISAPIおよびCGIの制限]にjakartaの設定を⾏います。

a. 左ペインから[サーバ名]をクリックして、真ん中のペインで[ISAPIおよびCGIの制限]をダブルクリックし、右ペインの[追加]をクリックします。

b. [ISAPIまたはCGIの制限の追加] ダイアログで以下の設定を⾏います。
ISAPIまたはCGIパス:isapi_redirector.dllのフルパス (例:C:¥ISAPI¥isapi_redirector.dll)
説明: jakarta
[拡張パスの実⾏を許可する]をチェック


8. IISを再起動します。