CA 1をr12.6からv14.0へアップグレードした後にr12.6とv14.0のTMSPTRSを実⾏したところ以下の違いがありました。
以前はTMSUPDTEのSYSINカードが作成されていました。これは何故でしょうか?
r12.6
ERR79 CHAINING FROM BASE 111111: VOLUME 111111 WARNING: DSN17 IS HEXZERO CORRECTION SEE TMSUPDTE DD
v14.0
ERR79 CHAINING FROM BASE 111111: VOLUME 111111 WARNING: DSN17 IS HEXZERO
Release:14.0
OS: z/OS
CA 1 v14.0の処理結果が正常となります。
CA 1 r12.6の初期バージョンでは上記のERR79のケースでもTMSUPDTEのSYSINカードが出⼒されている事象がありました。
この動作は⼀部誤りでTMCのVOLUMEレコードのDSN17フィールドの値がHEXZEROである場合、CA 1の処理としてはエラーではありません。
このため、CA 1 r12.6のPTF:RO64655にてTMSUPDTEのSYSINカードを出⼒しないように修正されました。
CA1 v14.0では、RO64655の修正があらかじめ含まれておりますので、正常な処理結果となります。
Old Japanese Knowledge document ID:JTEC002048
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