JTEC000660 : CA 1のEXPDTパラメータの指定方法の違いでTMSEXPDTがIEFTMS50 AXX-08でABENDします。
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JTEC000660 : CA 1のEXPDTパラメータの指定方法の違いでTMSEXPDTがIEFTMS50 AXX-08でABENDします。

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Article ID: 134658

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CA 1 Flexible Storage

Issue/Introduction

CA 1のEXPDTパラメータについて、質問があります。
通常、CA 1カタログ管理を利⽤して運⽤をしているため、JCL上にEXPDT=99000を指定しています。
しかしながら通常の保存期限を指定する際に、yyddd形式で指定すると以下のメッセージコードが出⼒されて異常終了する場合があります。
これは何故ですか?

以下は、JCL上にEXPDT=12287と指定した場合の異常終了時メッセージ例です。
ただし、EXPDT=2012/287と指定した場合には、正常終了します。

ジョブログの抜粋
CTSDAT01 CTSDATE RC=08 RSN=28 FUNC=52 FDBK=00 EXPDT/CRTDT/DATE=xxxxx
IEFTMS50 AXX-08 jobname,step ,*** ,uuuu,vvvvvv,dsn
IEFTMS50 ***** CA 1 ABEND,RT,04 *****

Environment

Release:ALL
OS: z/OS

Resolution

CA 1では満了⽇付(EXPDT)は、1960/001から2155/366の⽇付をサポートしています。
そしてJCL上で指定されたEXPDTの解釈は、z/OSの仕様に依存します。
yydddの指定は2000年以前の⽇付として取扱いされ、2000年以降の⽇付についてはyyyy/dddと指定する必要があります。

今回のケースでEXPDT=12287をJCL上に指定した場合には、z/OSは1912/287と解釈します。
この1912/287は、CA 1でサポートされていない⽇付となっている為に異常終了しています。
対応⽅法としては、JCL上にyyyy/ddd形式を満了⽇を指定してください。

Additional Information

Old Japanese Knowledge document ID:JTEC000660

CA 1のその他のFAQについては、以下のリンクからご確認ください。

CA 1 FAQ一覧表