CA 1をR12.6からV14.0へアップグレードを計画しています。現在、IBMのVTSとインターフェースを⾏っていますが、再度設定する必要がありますか?
Release:r11.5 SP5以上
OS: z/OS
CA 1とVTSのインターフェースは、R11.5 SP06からインターフェース⽅法に変更がありました。
R11.5 SP05以前で、VTSのインターフェースを実施されているお客様は、下記の対応が必要となります。
この詳細については、添付の『PDC:RI10751』(ファイル名:JTEC000657_support_documentation.pdf)をご覧ください。
注:ダウンロード・ファイルの名前について
ファイル名の先頭には自動採番された管理番号が付加されています。
設定⽅法:
(1)CA 1で提供されるサンプルEXIT CBRUXENT、CBRUXEJCO及びCBRUXVNLをDFSMS側に反映するためにprefix.CTAPJCL(CTSJUCBX)を実⾏します。
(2)CTAPOPTN(TMOOPT00)内のROBSCRを"YES”に設定します。
(3)TMCのROBTYフィールドの内容を確認します。
このフィールドが空⽩の場合には、VTSへスクラッチ通知を⾏ないませんので、必要に応じてTMSUPDTEもしくはCA 1のISPFインターフェースにて
更新する必要があります。(VTSの場合には、X'81'で更新してください)
なお、ROBTYフィールドのコード体系は、『TMC Fields Used to Track Tapes in Automated Tape Libraries』に記載されております。
上記の詳細な⼿順に関しましては『IBM Virtual Tape Server(VTS)』に記載されておりますので、併せてご参照ください。
※r11.5 SP05以前のバージョンで、VTSのインターフェースの為にTMOOPT00内でSCRTCH=YESと指定されていたお客様は、このパラーターをNOに変更してください。
Old Japanese Knowledge document ID:JTEC000657
CA 1のその他のFAQについては、以下のリンクからご確認ください。
CA 1 FAQ一覧表