Introscope Agentのメトリッククランプのカウント処理に問題があり、メトリッククランプが報告されないことがある。
Introscope Agentのメトリッククランプのカウント処理では、エイジアウトが発生したメトリックについては減算が行われます。その後、そのメトリックが再度データ送信を行うことによりメトリックが有効となった場合、メトリッククランプのカウント処理では、すでにカウント済みのメトリックであると判断し加算いたしません。そのため、このようなメトリックが多数ある場合、実際のメトリック数がメトリッククランプ値に達している場合でもメトリッククランプを報告せず、メトリックの作成を続けます。その結果、Java Agentが使用するヒープ使用量が増加します。
※エイジアウトの既定設定値では、本問題の発生頻度は非常に低くなっています。
◆ 発生条件
メトリックがエイジアウトした後、再度メトリックが有効になる。
◆ 回避方法
エイジアウトしたメトリックが再度作成されるようなメトリックは、エイジアウトしないように設定をしてください。エイジアウトの設定につきましては、Javaエージェント実装ガイド「エージェント メトリックエイジングの設定」をご参照ください。
◆ 対応予定バージョン
本問題の発生頻度が低いため、現在までの所、対応予定バージョンはございません。